子どもから大人まで人気のお菓子であるグミですが、小さく、食べやすいことから買ってきたら一袋全部食べてしまっていた!なんてこともありますよね。
実は、グミは食べ過ぎると気持ち悪くなったり、胃が痛くなったりして体調を壊してしまうという声があります。
どのくらいの量が食べ過ぎと言われる量なのかや、どのくらい食べるのが適量なのかをご紹介していきたいと思います。
グミどのくらいの量が食べ過ぎ?
まず、グミの食べ過ぎと言われる量はどのくらいなのか調べてみました。
お菓子を食べる上で考えなくてはいけないのは、そのお菓子に含まれている糖質の量です。
糖質はお菓子以外に食事にも含まれているので、一日の食事の糖質摂取量を差し引いて、間食で摂れる糖質量を意識しなければなりません。
一般的に成人女性の場合、摂取したほうが良い糖質量は、一日に270g程が目安になっています。
それ以上摂りすぎると身体に負担をかけてしまう可能性が出てきます。
食事分と差し引くと、だいたい5〜60gの量を、間食等で摂取して良いという事になります。
グミによって様々ですが、この60gを一袋で大幅に超えるものはありませんでした。
他に間食で糖質を摂らなければ一袋食べても大丈夫なようです。
グミ食べ過ぎると気持ち悪い
一日に一袋食べても大丈夫と聞いてホッとしました。
しかし、ここで気になってくるのがグミを食べ過ぎた時に気持ち悪くなるといった声があることです。
それはどういったことなのでしょうか?調べてみると、グミを食べ過ぎて起こる現象がいくつかありました。
むかむかと胸焼けがするということ、吐き気やお腹が張ってくるという声もありました。
更には、お腹の不調だけではなく、頭痛やめまいが起こるという話題もあるようです。
次項から食べ過ぎた事で起こるこれらの現象を詳しくご紹介していきたいと思います。
グミ食べ過ぎるとめまいや頭痛・胃痛も
まず、胸焼けは、甘い物を食べ過ぎたりお酒を飲み過ぎたりした時に起きます。
これは、消化液が食道に逆流すると起こる現象で、食道の粘膜が酸に侵されて刺激されてしまうので胸焼けが起こるそうです。
甘いものは胃に負担をかけるので、腸への排出を遅らせてしまったり、胃液の分泌を高めてしまいます。
その甘い物を大量に摂取すると、余計に消化に時間がかかってしまい胸焼けや胃痛の原因になってしまうようです。
次に頭痛が起こってしまうのは何故なのでしょうか?これも甘いものを摂りすぎたことにより、血糖値が急激に上昇し、血糖値を下げる働きが起こりインスリンが大量に分泌されます。
インスリンが大量に分泌されると血糖値が急降下します。
このように血糖値が急激に変動することでめまいや頭痛が起こってしまうようです。
グミは、砂糖や水飴等で作られているので大量に摂取するとこのような症状が出てしまう可能性がありますので、適量を心掛けなくてはいけませんね。
グミ子供の食べ過ぎはどのくらい?
グミは子どもが大好きなお菓子ですが、子どもへの影響はどうなのでしょうか?
もともと、グミは子どもの咀嚼力を高める効果を期待されて作られたという説もあるお菓子です。
よく噛む事は、脳に良い影響を与えたり、顎が強くなるといった声は今でもありますね。
しかし、グミには前述したように糖分が多く含まれているため、大量に食べてしまうと身体に悪い影響が出てきてしまいます。
良く噛むことで刺激になるのはメリットですが、口に含んでいる時間が長くなってしまうことから、虫歯になりやすくなるといったデメリットもあります。
子どもの場合、一日の間食として摂っていいカロリーは1、2歳児で100〜150kcal、3〜5歳児になると150〜250kcalで、グミの種類にもよりますが、だいたい一袋の半分くらいの量が目安のようです。
1回のおやつにグミ一袋は食べ過ぎだということがわかりましたね。
グミ食べ過ぎどのくらい?気持ち悪い・めまいや胃痛・子供の量は?
今回は、子どもが大好きなグミについて、グミの適量はどのくらいなのか等についてご紹介いたしました。
美味しくて、良く噛むことでお腹が満たされるので、近年、子どもだけではなくて様々な人に需要があるグミ。
しかし、大量に摂取すると、身体に悪い影響を与えてしまう可能性がでてきてしまいます。
適量を考えて食べることが、グミの効果を最大限に引き出せるのかもしれませんね。