若い女性を中心にダイエットや健康に関心が高まっている昨今、様々な食品が市場に出回っています。
その中でも、よく目にするオートミールについては、知名度が高くなってきたように思います。
食べたことがない方でも、聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
オートミールには食物繊維やビタミン、ミネラル類が豊富に含まれています。
また最近ではオートミールに似た食品としてミューズリーというものがあるようです。
その2つの違いは何なのでしょうか。
今回はミューズリーとオートミールの違いについてお話をしたいと思います。
ミューズリーとオートミールの違い
ミューズリーとオートミールは似ていますが、違いはどのようなものなのでしょうか?
まず、オートミールは、オーツ麦を脱穀して平たくつぶし加工しやすくしたもので、原材料はほぼオーツ麦だけというシンプルなものになります。
一方、ミューズリーはオーツ麦にナッツやドライフルーツ等を加えて食べやすくしたものです。
簡単にいうと、オートミールにナッツやドライフルーツ等を加えたものがミューズリーということになります。
これらはオーブンで焼かないため、素朴でシンプルな味わいが特徴です。
ちなみに、オーツ麦などの穀物とナッツやメープルシロップ、はちみつ、植物油等を混ぜて、オーブンで焼いたものがグラノーラとなります。
オートミールやミューズリーに馴染みがない方でも、グラノーラなら食べたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
ミューズリーの特徴
ミューズリーは加工過程が少なく、メープルシロップやはちみつなどの味付けをしていない点やオーブンで焼かない点が特徴です。
そのため糖や油がグラノーラと比べて少なく、素材本来の味わいを楽しむことができるのが魅力となります。
またオートミールと比べ、ナッツやドライフルーツ等が加わる分、見た目が鮮やかになることや複数の素材の味を楽しめることが嬉しい点です。
オートミールの特徴
では、オートミールの特徴は何でしょうか。
先ほども説明した通り、オートミールはオーツ麦を脱穀し、平たくつぶして加工しやすくしたもので、原材料はほぼオーツ麦のみとなります。
またオーブンで焼かない為、シンプルな味わいが特徴です。
ぱさぱさとしており、穀物特有の独特な香りがあるため、苦手と感じる方も多いようです。
しかし、味がシンプルであるために調理がしやすく、レシピは多岐にわたります。
お湯でふやかして米化し、粥やリゾットなどとして食べることもできますし、クッキーやケーキの材料として使い、おやつを作ることもできます。
様々なものに活用しやすいといった点ではとても便利であると言えますね。
ミューズリーとオートミール比較・どっちがいい?
ミューズリーとオートミールの栄養価を比較してみると、わずかな差ではありますがオートミールの方が糖質が低く、食物繊維が多いことがわかりました。
ミューズリーとオートミールはどちらも、シロップやはちみつなどで味をつけておらず、オーブンで焼いていないという点が共通しており、素材本来の味が楽しめることが特徴です。
その中でも、よりシンプルな味わいなのがオートミールで、様々な用途で使用できるのが嬉しい点です。
一方、ミューズリーは素朴な味でありながらも、ナッツやドライフルーツが加わることにより複数の味を楽しめることが特徴となります。
またミューズリーの一般的な食べ方は、牛乳をかけたり、ヨーグルトにトッピングしたりといった簡単なものになるため、手軽に取り入れやすいことも嬉しい点と言えます。
ミューズリーとオートミールの違い!比較・どっちがいいの?まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はミューズリーとオートミールの違いについてご説明しました。
原材料がほぼオーツ麦のみで、オーツ麦を脱穀して平たくつぶし加工しやすくしたものがオートミールで、それにナッツやドライフルーツ等を加えたものがミューズリーとなります。
栄養価を比較すると、オートミールの方が糖質が低く、食物繊維が多いことがわかりました。
それぞれ利点があり、オートミールはシンプルな味であるため様々な料理に使用しやすく、ミューズリーはナッツやドライフルーツ等が入っているため複数の素材の味が楽しめ、牛乳やヨーグルトに入れるだけで手軽においしく食べられます。
人によって継続しやすいものがどちらか、変わってくるかもしれません。ぜひ、皆さんもご自身にあったものを選んでみてはいかがでしょうか。